面接の受け方
面接時にこれは聞かれる!
最終的に正社員として就職できるかどうかは、面接のでき次第になります。しかしフリーターが面接を受ける時には、耳の痛い質問を受ける可能性もあります。
その中でも、ほぼ確実に聞かれる困った質問として、
- 空白の期間に何をされていましたか?
- 就職せずにフリーターになった理由は?
があります。この質問に対して合理的な答えを、即答できないと採用される可能性は低くなってしまいます。
就職している人からしてみると「気楽だからフリーターになったに違いない」という先入観があります。このためフリーターに対して、マイナスのイメージを持っている人が多いです。
またアルバイトとして実務経験を持っていたとしても、それは全くカウントしないケースも少なくありません。
ではどのようにして上の質問に対処すればいいのでしょうか?
まず空白期間への質問ですが、正直に話しましょう。嘘をついて難を逃れようとする人もいますが、やめておきましょう。嘘をついてその場を取り繕ったとしても、年金や雇用保険の加入歴を調べれば簡単に分かってしまうからです。
正直に話すのはいいのですが、例えば「空白期間に○○について知ったので、この仕事を希望するようになった」のような論理的に会社を志望した理由を話すようにしましょう。これだけでも、面接官の印象は変わってきます。
仕事に対する自己アピール
フリーターを選んだ理由ですが、まず就職活動に失敗したからはそうであっても言うべきではありません。またフリーターの人は踏ん張りがきかないと思っている人は多いです。そこで、今までの業務経験について話すようにしましょう。
できれば、応募している会社の業務に関係する実務経験を話すことです。そうして、いい加減にバイトをしてきたわけではないことをアピールすれば、採用の可能性もアップします。
また、面接は第一印象が大切です。まず、見た目の印象ですが、服装や髪型。男女ともスーツは基本であり、髪型も茶髪は厳禁ですね。
次に、言葉づかいと元気の良さは最も注意すべきところかもしれません。質問に対し、小さい声であると聞き取りづらかったり活気のない人と思われてしまいます。
緊張してしまうのは、だれも皆同じです。しかし、元気よくハキハキと答えると、やる気があるという風にも見られてプラスになります。
面接官は、今まで何百人と面接をしている人です。人を見る目が肥えていると言っても過言ではありません。
フリーターからの就職を希望している場合の面接は、先に述べたようにあらかじめ相手からの質問内容のイメトレを行っておいたりして、面接当日に慌てないように、自信を持って挑むようにしましょう。
面接は、面接会場に入った時点から始まり、その場所を出るまでが面接されていると思って、気を抜かないでくださいね。