就活する気が起きない
就活を始めなきゃいけないのは分かっているけど…
「そろそろ就職しなくちゃ」
「このままフリーターを続ける訳にはいかない」
「もう定職に就いて落ち着きたい」
そう思っていても、実際はなかなか行動に移せないというフリーターの方も多いのではないでしょうか。
早く就職しなきゃいけないと頭では理解しているのに、どうしても就活する気力が湧いてこないという事もあると思います。それは面倒臭さだったり、恐怖心だったり、諦めだったり、色々な感情が絡んでのことでしょう。
しかしこのまま就活せずバイトを続けていても、状況は悪くなるばかりです。就職したい気持ちがあるならなるべく早い段階から就職に向けて動き出さなくてはいけません。
では、このやる気の出ない状態から就活をスタートさせるにはどうしたらいいのでしょうか。
面倒臭くてやる気が起きないタイプの場合
単に面倒だからやる気が起きないという事であれば、最初さえ頑張ればあとはきっと大丈夫です。一度スイッチが入ってしまえばしばらくは就活モードになり、始める前よりも意欲的になれるはずです。
良さそうな求人を見つけても最初の頃は「いいな、受けてみようかな、でも緊張するな、どうしよう…」ともたもたしているうちに募集終了なんてこともありますが、何社も受けているうちにそうしたためらいはなくなり、「あ、ここ受けてみよう、ここもとりあえず応募しとこう」とフットワークが軽くなります。
履歴書も最初は「1枚作るのにこんなに大変なのにこれから何枚も書かなきゃいけないのか…」と途方に暮れるかもしれませんが、慣れてしまえば意外とスラスラ書けるようになるものです。
ですからこうしたタイプは最初に重い腰をどうやって上げるかがポイントになりますね。しぶしぶでもいいのでどうにかして最初の一歩さえ踏み出すことができればこっちのものです。
そのためには何かきっかけをつくるか、目標を立てるのがいいと思います。
きっかけでいうと一番いいのが結婚です。特に男性になりますが、結婚するために脱フリーターを決意する人はとても多いですね。
他にはフリーターが理由で何か悔しい思いをすることもいいきっかけになります。これは自分からその機会を作るのは難しいですが、もしそうした経験が出来れば悔しさをバネに頑張れるでしょう。悔しさは原動力になりますからね。ダイエットでもよく聞く話です。
あとは環境の変化もいいきっかけになります。
- ついにバイト先で最年長になってしまった…いい加減フリーターは辞めよう
- バイト先の店長が変わって居心地が悪くなったからこれを機に辞めて就職しよう
- 組んでたバンドが解散したから就職しよう
- 実家を出なくちゃいけなくなったから正社員就職しなくちゃ
など、日常の中には就職を意識するシーンはたくさんあるはずです。こじつけでもいいので、そうした出来事を就活を始める良いきっかけにしてしまいましょう。
そして目標を立てるのもやる気を起こす良い手段となります。
- 30歳までに就職しよう
- 今年中に就職しよう
- 就職してボーナスで車を買う!
といった目標でももちろん良いのですが、よりやる気を出すためにはもっと実現しやすい目標を設定する方が効果的です。
例えば、
- 今日のバイト帰りに履歴書を買う
- 明日までに求人サイトに登録する
- 今週中にハローワークに行く
- 今月中に最低でも1社は応募する
といった小さな目標なら十分に実現可能ですよね。
小さな目標を設定 → 達成 → 小さな目標設定 → 達成 → 小さな目標設定
の流れを繰り返していくことで、やがて大きな目標も達成できるようになります。面倒だと思っている時にいきなり大きな目標を掲げてもなかなかやる気は起きませんが、すぐに達成できる事なら「とりあえずやってみるか」という気が起きるものです。
就活が軌道にのってきたら中くらい、そして大きな目標を立ててモチベーションを高めてもいいですし、そのままコツコツと着実に進めていくスタイルでもいいと思います。
とにかく面倒でやる気が起きないタイプの方は、最初の第一歩を踏み出せるかどうかがポイントになります。小さな事でもいいからとりあえず行動に移すという姿勢が重要になりますね。
就活するのが怖いというタイプの場合
面倒臭いからではなく、就活するのが怖い・辛いから就活する意欲が湧かないという方もいらっしゃると思います。
就活では色々と辛い事がたくさんあります。何社も落ちるだけで精神的ダメージを受けますし、さらに圧迫面接を受けたり空白期間を執拗に責められたり、フリーターな事をバカにされたり説教されたりといった事があれば「もう就活なんてしたくない!」と逃げ出したくなる気持ちも分かります。
ギリギリの精神状態で就活を続けていれば最悪の場合うつ病になったり、引きこもりのきっかけになってしまうこともあるかもしれませんからあまり無理はできません。
しかし、フリーターのまま歳を取れば取るほど状況は悪化してしまうので、今後さらに就活が辛いものになってしまいます。
就活が辛い、怖いと思うなら、心の支えになってくれる存在があると良いですね。家族や友人に支えてもらうのもいいですし、今はネットで簡単に同士を見つけられますから、就活仲間に悩みを相談したり愚痴ったりするだけでも気持ちが軽くなります。
あとは就職支援サービスに登録してアドバイザーに相談に乗ってもらうのもおすすめです。
は20代のフリーター・第二新卒・既卒者向けの就職支援サービスで、就活のアドバイザーが色々なサポートをしてくれます。就活の手助けはもちろん、気持ちの面でも支えになってくれるのではないでしょうか。
利用者の声でも「アドバイザーの存在がありがたかった」「応援してくれたおかげで就職できた」という意見はよく聞きます。良いパートナーになってくれれば心強いですね。
不採用になると自分自身の存在が否定されたような悲しい気持ちになってしまう時もありますが、決してそうではありません。あなたの良さを分かってくれる企業に出会えるまで頑張ってみましょう。
就職を諦めてしまっているタイプの場合
就活が面倒臭い、怖いのともまた違って、
「どうせ自分なんて応募しても受からないし就活しても無駄」
「もうどうでもいい、何も考えたくない」
と諦めてしまっている方や、現状から逃げてしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
物事は諦めてしまえばそこから先には進めません。就活で挫折してしまった時、そこで諦めてしまえばこの先ずっとフリーターのままです。
30代、40代、50代になってもフリーターのままだとしたら…。今就職を諦めているフリーターの方は、本当に将来の事を考えていますか?
⇒ フリーターの末路
の記事もご覧になってみていただきたいのですが、フリーターの未来は決して明るくありません。今就活をしていないフリーターの方はそうした悲惨な将来から目をそむけているのかもしれませんが、このままで行くと本当にそれが現実となってしまいます。
「怖くて考えたくない」と逃げていても何の解決にもなりません。
20代の今ならまだ全然遅くないのに、今のうちから諦めてしまうのは早すぎませんか?何だかんだと理由を付けては逃げてばかりいないで、辛くても今頑張りましょう。
フリーターから就職なんて無理だと思っているかもしれませんが、フリーターから正社員就職することはできます。もし出来ないとすれば、それは就活の仕方が間違っているからです。
フリーターからどうやって就活すればいいのか分からない、どんな企業を狙って応募すればいいのか分からないという方は、先ほどもご紹介しましたが、
のようなフリーター向けの就職支援サービスを活用しましょう。
これらは就活が初めてという方でも安心して就活できるように、手厚いサポートを受けられます。社会人経験がない方でも採用してくれる未経験OKの求人を紹介してもらえたり、履歴書の書き方、面接対策などのアドバイスも受けられます。
そして就業後も安心して働けるように、社会人としての基本的な知識やビジネスマナーについて学べるようなセミナーや講習を行っている事もあります。これなら就職してもちゃんと働けるか不安という方でも安心ですね。
20代という年齢は人生を諦めるにはまだまだ早すぎます。今やらないと将来きっと後悔しますから、今できることを少しずつ始めましょう。
20代の今のうちに就活を始めよう
フリーターから就職するなら少しでも早い方が有利になります。特に現在20代後半の方はいち早く始めた方がいいです。
就活は体力的・精神的に辛く、苦しい思いをすることもたくさんあります。しかしだからといって後回しにしてしまえば、後で困るのはあなた自身です。
今ならまだ間に合いますから、何とか気持ちを就活モードに切り替えて頑張って下さいね。